【日時】
2009年12月 5日(土)
【場所】
石川県立音楽堂
http://www.ongakudo.pref.ishikawa.jp/access.html
【出演】
バロックダンス : 浜中康子、トーマス・ベアード、安達悦子、
北條耕男、潮田由美子、八幡顕光、
小川絢子 ほか
お話・歌 : 池田理代子(「ヴェルサイユのばら」の著者)
スペシャルゲスト:辻口博啓(パティシエ)
セレモニーマスター:朝岡 聡
演 奏 : オーケストラ・アンサンブル金沢
チェンバロ : 上尾直毅
12月 5日(土)に開催された「ヴェルサイユの祝祭 in 金沢」の記録(写真)です。
―「ヴェルサイユの祝祭 in 金沢」公演を終えて―
オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏とともに、本公演が開催された。チェンバロ奏者そして今回は指揮者役でもある上尾直毅氏のリードによって、本番は日頃のアンサンブル金沢とはひと味違った魅力あふれるバロックオーケストラの響きになってダンスと調和した。
「ヴェルサイユの舞踏会」「パストラルをテーマにした劇場」「異国趣味をテーマにした劇場」というプログラム構成に基づいて18世紀に振付られた作品を紹介したが、会場が邦楽ホールであったことから、せりや花道も使い、まさしく和と洋との融合であった。ナビゲーター役は朝岡 聡氏が務め、また今回は、劇作家でありソプラノ歌手の池田理代子氏、石川県出身の世界的パティシエ辻口博啓氏によるトークコーナーが設けられて、マリーアントワネットの愛したお菓子やモーツァルトとの出会いなどが語られた。
音楽、ダンス、そして食文化を通して、バロックそしてロココの時代を体験できるちょっと贅沢な一夜に‥‥という企画の願いが(お客様に)届いていれば嬉しいですね。(浜中康子)
【公演の記録】